池波翔子女王様『SyokoXXX』

SとM

2005年12月16日(金)
以前SMサロン勤めしてた時に、プレイでM男を泣かせた事があった。

私は本来優しいので(自分で言うなよ)相手のキャラに合わせてプレイするタイプだ。
ハード好みにはハードに。そうじゃないのにはソフトから始まってだんだんステップアップ。フェチにはフェチといった具合に。
が、その時は相手のキャラや嗜好なんかおかまいなしで、いきなりトップギアで私のSの面を本気で見せた。
M男は「怖かった」と言って泣いてしまった。
そうしたのには理由があった。

「ほんとはMだよね?」私に対してそう言ったんだ。
サロン勤めの女王様なら客に1度は言われた経験あるんではないかと。
私が1番頭に来る台詞。
いや、私だけじゃなく、プライドもって女王様やってる方々みんなそうじゃないかと思うが。

クラブ時代や、今やってる個人での調教時では言われた事はない。
やはりサロンだ。そう言われる事が稀にある。
だいたいどの女王様も、プレイと普通の会話時のオンとオフとではガラッと雰囲気変わるもんだが、そのオフの時をそう勘違いされる。
クラブは1時間そこそこ。サロンだと長くて5時間は一緒にいるわけだ。
5時間中、ずっと高圧的にしてたら皆つまらんでしょ。
サロン、バー、サークルではプレイだけでなく、酒飲んで皆で楽しく談笑だってする。バカやったりもする。それが醍醐味じゃない。それが面白くて皆来てくれてんだと思うけどな。少なくとも私が今まで在籍してた店はそうだった。

皆を楽しませなくてはいけない。女王様だけれど、道化を演じる事もあるわけ。
それを解って欲しいんだけど、いや、多分来てくれてる殆どのM男くんは解ってくれてるんだと思う。でも稀に解らないような輩が言うんだな。「ほんとはMでしょ?」って。

私とプレイしたあとにもう1度同じ台詞言えるのなら言ってごらん?
そう思って冒頭の展開になったわけだ。


“女王様” とはこういうもんだっていう固定観念がある人はサロンよりクラブの方が向いていると思う。
関連記事


navi

« 後の記事 前の記事 »

INFORMATION
2020年末をもちまして個人プレイの受け付けは終了となりました。
最新記事
カテゴリ
ブログ内検索
月別アーカイブ
RSS