池波翔子女王様『SyokoXXX』

ジャムちゃん

2004年05月11日(火)
昨日ハッキリ判ってしまった。亡くなったと...。

ジャムちゃんは私がとあるSMの店で働いた時の同僚だった。
初対面の時の印象は「コワそうなネーちゃんだなぁ」だ。
最初は牽制し合ってたけど、そのうちお互いバンド好きという事が分かっていきなり仲良くなった。
ジャンルも同じハードロック系だったし、歳もほとんど私と変わらなかったから、聴いてたモンが一緒で凄く話が合った。
私がその店辞めてなかなか新しい仕事が決まらなくて困ってた時に、その頃CIELと掛け持ちしてたジャムちゃんが沙羅さんに私を紹介してくれたんだ。
だから今の私があるのも、元をたどればジャムちゃんのお陰だったりする。

プレイスタイルが全然違ったからSM的には私と合わなかったけど、プライベートでは仲良く付き合っていた。
ジャムちゃんが一時期ゴールデン街の焼酎バーで働いてた時は、ホントよく会いに行っていた。私が好きそうな甘ぁ~い苺焼酎をわざわざ取り寄せてくれた。
嬉しい事があったりした時によくメールくれたな。
他人からするとどーでもいいような内容なんだけど、よっぽど嬉しいらしく、それがまたキャラに合わず凄い女の子っぽいもんだから、私はよく「ぷぷ。カワイイ~」なんて思いながら読んでたっけ。

ジャムちゃんが焼酎バー辞めて、私がCIEL辞めちゃった後はお互いバタバタしてて疎遠になっていた。
死んだなんて知らなかったよ。全然。
ジャムちゃんの日記代わりになってたHPのBBSを毎日チェックしてたけど、何も書き込みしてくんないからどうしてんのかな、とは思ってたけど...。

3月後半に亡くなったそうだ。
信じられるか。んな事。
だって私、3月19日にジャムちゃんと一緒にゴールデン街で飲んでたもん。
その2日後にも新宿で偶然会ったし。
元気だったよ。動いてたよ。まだその時の顔も声もハッキリ覚えてるよ。
くそ。信じねぇぞ。そのうちまたゴールデン街でバッタリ会うさ。絶対に。

泣き疲れたよ。もう。
いつまでも悲しんでてもしょうがないんで、気持ち切り替えて明日からまた元気にSMしなきゃ。

JAM女王様
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